Laravel8では、デフォルトのCSSフレームワークがBootstrapからTailwind CSSに変更されました。これに伴い、paginateの表示も変更されることになります。この記事では、Laravel8のpaginateを使用する際に、CSSフレームワークが変更されたことによる変更点について解説します。
まず、デフォルトで使用されるCSSフレームワークがBootstrapからTailwind CSSに変更されたことにより、paginateのスタイルも変更されました。以前のBootstrapのpaginateは、ページ番号やページリンクがブロック要素で表示され、カラーリングもBootstrapのデフォルトに準拠したものでした。一方、Tailwind CSSのpaginateは、ページ番号やページリンクがインライン要素で表示され、カラーリングもTailwind CSSのデフォルトに準拠したものに変更されました。
これに伴い、paginateのスタイルを変更するには、以前と同様にCSSファイルを作成してカスタマイズすることができますが、Tailwind CSSを使用する場合は、CSSファイルの作成よりもTailwind CSSのクラスを適用することが推奨されています。
例えば、以下のようにTailwind CSSのbg-white
とborder-gray-200
のクラスを使用して、paginateの背景色とボーダーを変更することができます。
{{ $users->links('pagination::tailwind') }}
/* tailwind.config.js */
module.exports = {
// ...
theme: {
extend: {
colors: {
gray: {
100: '#f7fafc',
// ...
},
},
},
},
variants: {},
plugins: [
require('@tailwindcss/forms'),
require('@tailwindcss/typography'),
require('@tailwindcss/aspect-ratio'),
],
};
上記の例では、pagination::tailwind
を使用して、Tailwind CSSのpaginateを表示しています。また、tailwind.config.js
内でテーマをカスタマイズして、bg-white
とborder-gray-200
のカラーパレットを定義しています。
以上が、Laravel8のpaginateで、CSSフレームワークがBootstrapからTailwind CSSに変更されたことによる変更点についての解説です。Tailwind CSSを使用することで、より簡単にスタイルをカスタマイズできるため、Laravel8のpaginateの利用者にとっては非常に便利な変更点と言えます。